美和ママは主従暮らしを公共の建物内で生活するのではなくプライバシーが完全に守れる一戸建てでの生活を望んでいたようです。
病院勤務5か月位した時に、お前の事を一生面倒みてやるから、病院やめて二人暮らしを始めないかと聞かれました。
この時も断るチャンスがあったのですが、ママと離れた生活なんて考えられなかったのでオッケーしました。
連れていかれたのは2LDKの3軒並んだマンションの一軒でした。
大した私物もなかったけど実家に置いてきました。
その実家とて兄が継いでいて嫁もいるし私の居場所はなくなっていたのですが。
自家用車も処分し、許されたのはパソコンだけでした。
そのパソコンが最終的に私の武器になりました。
美和ママはパソコンに無頓着なのです。
マンション暮らしは、世間から完全に独立した二人だけの世界です。
というか、彼女が完全に管理できる世界です。
その中で彼女なりに思い描いていたМ子として私は躾けられていきます。
スーパーへ行ってAKB風の服を買い、ホームセンターで犬の首輪を買い、その際に私にお前がつけるのだからと言って私に選ばせるのです。
仕事の送り迎えは玄関口で、通販で買った穴あきレオタードと首輪を着用して玄関口で正座です。
ママの前ではこれが私の正装です。