D/sな私

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最近SМ関係の掲示板を検索していると、D/sという単語がよく目に入ります。

私の投稿でも何気なくSМと言っていますが厳密にはD/sと言うべき場面が多いという気になりました。

SMとは、SadistとMasohistの略です。
漢字ではそれぞれ嗜虐趣味、被虐趣味と言います。

Sは加虐的で、Mは被加虐的な関係ではありますが、そこに支配と服従の関係はありません。
Sは肉体的・精神的加虐をしたいという性癖を持っており、対するMは肉体的・精神的に被加虐的です。
つまり、SMは利害が一致しており、あくまで公平な関係になります。

だからSМプレイなる言葉があります。

つまり、SMは決して「悪いこと」をしているわけではなく、参加者同士がお互いに尊重し合い、愛情をもって共にプレイを作り上げていく合意された関係性なんです。

もちろん法令順守、安全第一ですが、恋愛でもありません。
公平です。

ここで登場するのがD/sという言葉です。
これはdominant/submissiveの頭文字をとったものです。支配/従属という関係性を好む性癖を指します。
カタカナではそれぞれドミナ、サブで、SMのようにセットで語るときはドミサブなどと呼びます。

ドミナント(dominant)とは、支配的な、優勢な、優位に立つという意味を持つ言葉です。

サブミッシブ(submissive)とは従順な、服従する、言いなりになるという意味を持つ言葉です。

支配欲求
ドミは相手に命令をしたり、その命令によって相手が自分の思い通りに動いたりする過程に興奮します。

ただ支配をするのではなく、ドミは深い愛情を持ってサブを支配します。

通常の恋愛にもある、恋人への独占欲と同じように、多様なケースが想定されますが、根底に愛情があることに変わりはありません。

可愛がりたい・庇護欲
ドミはサブに庇護欲を持ちます。
庇護欲とは、大切な存在を守り、育て、可愛がりたいという欲求です。
通常の恋愛やSMパートナーよりも上下関係が強くなります。
飼い主とペットという立場に発展することもあります。

調教を通じて、躾けたい
ドミは、調教を通じて躾を行い、サブを自分色に染めていく行為・過程に興奮します。サブは、ドミに好意を持っていたとしても、最初から全ての命令を受け止めきれるわけではありません。
段階的に命令を強くしたり、時にご褒美を与えたりすることで、サブのキャパシティを広げていきます。
この過程を調教と呼び、ドミの醍醐味とも言えます。

調教を成立させるには、サブがついていきたいと思うようなドミである必要があります。そのため、ドミは「アメとムチ」を使い分けることが必要です。
時には無理をさせ、頑張ったサブにはご褒美を与え、しっかりと褒めることが重要です。

サブはそれらの欲求に呼応するように、
首輪を着けられてみたい。
ペットのように扱われてみたい。
ご主人様と呼べる存在がほしい。
自分にとって絶対的な存在がほしい。
決定権を相手に委ねたい。
自分の意思や希望を無視して扱われてみたい。
好きな人のしたいことが自分のしたいこと。
好きな人が自分を使って満足している姿に興奮する等です。

SМは上下関係なく公平性が担保されるのに対し、D/sは上下関係そのものです。
破綻しない限り普段の生活は十分に成り立ちます。

私は現在三人目の女性に仕えていますが、彼女らの欲求に応える事で満足感をもって暮らしています。

手錠、鞭、バイブレーター、剃毛、首輪、四つ足歩行、張り付け、かなり体験しています。

私、佳奈ゆここそ、サブかなと思う今日この頃です。